内臓疲労に効果がある修正体操行法【腹・腰筋を強化し内臓への血行をよくする】

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宗教法人求道実行会三島責任役員・NPO法人法沖ヨガ協会・ブラーフマンヨガセンター・北山佐和子連載コラム

○空腹時に行う~壁を使用してハードではない割りには、効果のある内臓疲労+位置異常修正行法です。

食べ過ぎによる内臓疲労、汗・尿・便・息・感情などの排泄不十分と、電磁波などにもよる神経疲労などから、ネコ背で腹と腰の力がぬけたような体型になる方々が多いです。

内臓下垂から内臓慢性疲労、内臓の慢性的異常を起こしている人が多いのです。

★この体型は、なんと!精神的にも無気力にしてしまいます。

内臓は正しい位置にある時に、はじめてその機能を充分に発揮できます。

下垂すると血行も栄養状態も悪くなり全身的に不健康になります。内臓下垂は内臓だけの無力化だけではなく、全身的にたるんだ下垂性体質です。

ですから薬だけでは治りません。

内臓は貧血やうっ血をさせることが異常を作る大きな原因の一つになっています。

肩・首の力をぬき、内臓の刺激をたかめ腹・腰筋を強化し内臓への血行をよくする修正体操行法です。

食後三時間ほどしてから、空腹時に行いましょう。

内臓無力化、下垂性体質改善体操行法

○写真1

上向きにねる

両膝曲げる

両膝を曲げた状態でお尻、背中を動かして、息を吐きながら背面で歩き、壁まで近づく。

○写真2

両膝を曲げ、お尻は床と壁、両足の裏をピッタリ壁につける。

○写真3

両膝を曲げ、お尻、両足の裏を壁に着けた状態で、両手を下腹におき、腹式呼吸法する。

鼻から息を吐いて下腹へこませる。息を吸って下腹からふくらませる。息を頭の方向に長く、吐いてゆく。

○写真4

写真3の状態で、お腹をへこましながら息を吐いて、両手で両膝を上下に小さく揺さぶりながら、両脚を胸に近づける。

○写真5

写真3の状態で右手は後頭部、右肘、右手首は床に着ける。左手の手のひらは下向きで、息を吐きながら伸ばす。

反対の左手は後頭部、右手の平を床にむけ、息を吐きながら伸ばす。

○写真6

写真3の状態で、両手を伸ばす。両手の平を下向きにして息を吐きながら両手を伸ばす。

あごはひきます。肩は下げ、首と肩の間にスペースをつくり、首の骨七本を伸ばします。

○写真7

写真3の状態で両手を後頭部におく。

両肘、両手首を床につける。

腹式呼吸法~長く深い吐く息を3回ほどする。

○写真8

写真3の状態ー両膝曲げ、両足の裏を壁につけたままの状態。

両肘を後頭部に組み、上体を息を吐きながら起こす。

できるだけ上体、両肘を両膝に近づける。上体を床に下ろし、両肘は床に着ける。

○写真9

写真3の状態。

上体を起こし、息を吐きながら、右肘を左膝に近づける。上体を床に、両肘を床に着ける。

○写真10

写真3の状態。

息を吐きながら、上体を起こし、左肘を右膝に近づける。上体を下ろし両肘を床に着ける。

写真8上体を正面に起こす

写真9右肘を左膝に近づける。

写真10左肘を右膝に近づける。

を1セットとして、10セットを目安・目標にします。

四セット目ぐらいから~胃や肋骨回りがキュンとしてきますが、しんどいのはご自分だけで、臓器はとても(笑)喜んでいます。

その答えとして、写真8、9、10を10セットされた場合の終了後、ご自分のみぞおちや肋骨回り、ヘソ回りのお腹が、とても柔らかくなっていることに、ビックリされることでしょう!

身体は嘘をつきません。臓器は疲労すれば、硬くなり、リラックスすれば、臓器はとても柔らかくなります。

○写真11

両脚を壁に伸ばします。

両手で、両脚の鼠径部を内側から外に広げてます。お尻は床につけます。

○写真12

写真11の状態で両手を伸ばし、両手のひらを床につけます。腹式呼吸法10回行います。

写真6の状態と息などを比べて、身体に聞いてみましょう。

胸鎖骨胸回りが広がり、両脇のリンパのながれをよくなり、背骨が伸び、みぞおちが柔らかくなり、深呼吸ができてるでしょうか?。

例えば、息が息苦しい場合には、息を留めて行いましたね。

みぞおちが硬い場合には、肩に力をいれて頑張りすぎましたねと、なります。

みぞおちが柔らかく、息が深くなった場合には、写真7→写真10までのやり方が正しかったといえるでしょう。

沖ヨガセミナー、プチ断食合宿などの詳細、お問い合わせはこちらから: NPO沖ヨガ協会中部連合会

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北山佐和子

1952年生まれ。18歳から沖ヨガ修道場を経て海外(フランス、ルーマニア、ニューヨーク、ロサンゼルス、韓国、台湾etc) 指導体験を活かし、日本国内のヨガ指導員養成コース他、中部沖ヨガ指導員セミナーを定期的におこなう。

宗教法人求道実行協会三島責任役員、NPO法人沖ヨガ協会中部連合会事務局、ブラーフマンヨガセンター主宰メンタルヨガ、マタニティヨガ、妊活ヨガ、眼ヨガ、鼻ヨガなど集中セミナー開催。

妊婦、妊活夫婦、整体師、実業家、術後患者などの心身パーソナルトレーニングの予約制で受付。

自宅アシュラムでのプチ断食合宿(毎年5月連休)・妊活ヨガ合宿を定期的に実施。20代にミス・ワールド愛知代表となりミス・コンテスト審査委員も努めた。

主な著書に「ヨガの気持ちで自然流育児―年齢別・症例別詳解 (健康双書)」農文協出版

恋する女神になるヨガ―東洋医学のビューティ・レッスン」「ヨガ呼吸修正行法上下巻」日貿出版

電子書籍「赤ちゃんが欲しい二人のための妊活♡ファミリー 沖ヨガ Birth-Wanted OKI-Yoga!がある。