【現代史再考】真珠湾攻撃とは?

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池田 整治連載コラム

現代史再考

◆真珠湾攻撃とは?『トラ!トラ!トラ!(ワレ奇襲ニ成功セリ!)』

1941年12月8日、ハワイ上空において、真珠湾攻撃飛行隊長・淵田美津雄中佐の搭乗する九七式艦上攻撃機から第一航空艦隊司令部(旗艦:空母「赤城」)に宛てて発信された電文です。

その二日後の12月10日には、日本軍はマレー沖海戦で、当時世界の40%を支配していた英国の原動力である、シンガポールを母港としていた東洋艦隊を潰滅、東アジアから白人勢力を一掃しました。

そして戦争の当面の目標であった「石油」(オランダ領インドネシア・パレンバン油田)の確保に成功しました。

真珠湾攻撃は、このパレンバンからの石油輸送を横槍的に遮断する米太平洋艦隊の脅威を取り除くための「支正面」作戦でした。

今では、先の大戦は米国ルーズベルト大統領の「奸計」に嵌った日本の自衛戦争であったことが、国際関係論では常識となっています。

ところが、日本を永久に支配したいモノたちには「リメンバー・パールハーバー」が、日本人への未来永劫的な「自虐史観」植え付けの「おまじない」となっています。

その12月8日は、白人支配から脱却したアジアの国々にとっては、日本敗戦までのわずか4年間でしたが、国民的な祝日でした。

78年後の2019年12月8日に流れたニュースは、ハワイの戦没者慰霊行事のみでした。

もちろんその狙いは、WGIP(War Guilt Information Program:戦争贖罪意識植え付けのための情報施策)に基づく、日本人への永久の自虐史観の潜在的強化です。

◆日本人に知られたくない真実の現代史

『その国・民族を亡ぼすには、1その民族の神話を亡くし、2歴史を断ち、3全ての判断基準をお金にする。そうすれば、「今だけ・自分だけ・お金だけ」の社会集団となり、やがてエゴで滅びる…』

彼ら世界金融支配体制にとっては、日本民族は不倶戴天の存在なのです。

だから、未だ治外法権付の米軍を駐留させ、植民地支配しているのです。

お金儲けだけは自由ですから、お金だけで判断するようになった現代日本人は、支配されていることさえわからないようになっているのです。

その儲けたお金も、さまざまな「仕掛け」で、日本人の手元から海の向こうの真の支配者の懐に入るようになっています。

しかも様々な「人工社会毒」でDNAを壊されて病死させられながら…。日本の急速な経済的不況・貧困の原因は、この「カラクリ」にあるのです。

さて、学校教育では、現代史はキチンと教えられません。

「情報」と「教育」が、洗脳支配の主たる手段ですから、公的機関でまともな歴史は、独立して彼らの軛から脱しない限りできません。

自分で真実を調べ、自分で学ぶしかありません。そのために、危険を顧みず真実を広めている人から直接聴く、あるいは著書を読んで参考にすることです。

その一つとして、2019年春出版した拙著「未だ占領下にある日本の是非を問う」(コスミック出版)から当該現代史部分を抜粋します。

《1》世界金融支配体制の意を汲んだ米国ルーズベルト大統領は、枢軸国、特に日本を「悪の枢軸」として位置づけ、その他の国々を正義の連合国(UN)として組織化し、世界大戦を遂行した。

これは湾岸戦争の有志連合によるイラク、リビア、北朝鮮等の「悪の枢軸」指定と同じ「構図」であり、その原点と言える。

《2》窮鼠猫を噛むと言うが、その「自衛」戦争の緒戦で日本軍はアジアから白人を追い出し、400年に及ぶ白人による殖民地支配体制に終止符を打った。

《3》最終的に米軍は、東京大空襲等日本のほとんどの都市を爆撃で焼き払って壊滅、さらに広島・長崎への原爆投下によって日本軍を完全に解体した上で、軍事占領を果たした。

米軍の一連の本土攻撃は、非武装で反撃の力を持たない市民への爆撃等を禁じたジュネーブ条約に完全に違反する戦争犯罪の空襲であった。

アジアを白人支配から解放した日本軍が非武装住民を一人も傷つけなかったことと比較すれば、どちらに「正義」があったか一目瞭然というものである。

ちなみに、日本政府は1964年、本土無差別爆撃を指揮した米空軍司令官カーチス・ルメイ大将に勲一等旭日章を授けている。

まさに、戦闘力を無くした敵をも助ける日本武士道精神であり、究極の愛の世界に導く「和する心」の象徴的発露と言える。

《4》世界金融支配体制は、米国を使って日本を未来永劫支配下に置くとともに、「金のなる木」としての活用を謀る。

《5》このため日本の再軍備を禁じ、国連軍の名を借りた米軍が日本を守ることで永久支配する。

また、日本軍、特に陸軍=悪、米軍=正義の「洗脳」を、6年間に及ぶ占領政策の目玉として教育、メディア等で徹底して行い、日本国民に二度と欧米の世界金融支配体制に歯向かわないよう「自虐史観」を植え付ける。

《6》大戦後の世界平和の核心と位置づけられていた国連常任理事国同士の米国とソ連・中国が戦った朝鮮戦争で、「国連軍」構想は絵に描いた餅となる。その一方で米軍にとって、「不沈空母」としての日本、北朝鮮有事における「兵站基地」としての日本の役割が明確となる。

《7》その結果、日本の独立回復後も、米軍が占領体制と同じように、「自由に配備」でき、「国境を超えて自由に行動」できることが極めて重要となる。

《8》こうして、日米安全保障条約で独立回復後も米軍の治外法権付駐留を認め、肝心な取り決めは国会の承認のいらない行政文書の「日米地位協定」で規定し、さらに具体的事項は、国会への報告義務もない「日米合同委員会」で決めることにした。

◆封印された現代史から見えてくるもの

米軍が日本を守るという「建前」のもと、実体は日本を「永久支配」する。

真の狙いは「ヤマトごころ」の封印にあるのです。

ヤマトとは、聖書の原語である古代ヘブライ語にあるように、「隣人・隣国のために、万一の時は命までかけて守る誠の愛を貫く人々」のことを指します。

2680年前に、神の啓示を受けて、神の地でなくなった中東からこの列島に、「愛(かみ)の国を再建」するために、イザヤ・ナギーダに率いられてきた我々日本人の先祖400万人のことです。

ヘブライ語の聖書ではイスラエルと言われてきました。

つまり、ねつ造・削除されたイザヤ書にあるように、日本人こそ真の神の民・イスラエル人なのです。

さて、日本軍がアジアを解放するまで、この地球は白人が有色人を奴隷支配していました。

その中で唯一日本だけが、白人に伍する近代国家になりました。

第一次世界大戦後の国際連盟では、五大国の常任理事国の1国となり、「民族平等」を主張するようになりました。

一部の白人大国が大多数の国家から資源等搾取することで資本主義の植民地国家は成り立っていました。

もちろん、それらの大国の中も、一部の世界金融支配体制だけが裕福となり、大多数の国民は貧しき労働者の極端な「二極化階層社会」でした。

日本人の主張する「民族平等」の真の意味は、人だけでなく万物全てが尊く、「和する心」で、地球本来のともに豊かな社会を築こうというものです。

エゴの極致で、人工社会毒で被支配者を病気にしたり、戦争を作為して、薬や武器等でお金儲けする世界金融支配体制にとって、絶対的に「封殺」しなければならない「危険思想」でした。

世界金融支配体制が行きつくところまで行ってしまった世界の現状は、地球環境の還元力を超える自然破壊とDNAを破壊された人類の破滅、つまりこの文明の終焉です。

◆新文明は「すべてはひとつ」から

幸いなことに、この「カラクリ」に気が付いた人々が、世界金融支配体制を変えようと様々な活動を始めています。

しかしながら、彼らを敵愾心をもって倒そうとすれば、分離意識の延長で破壊的結末は変わりません。

全てと「和する」、敵をも愛して「抱き参らせる」行動しか究極の解決の道はありません。

先の大戦で、卓越した戦闘指導で米軍からも絶賛されたパラオ守備隊長・松本洲男大佐の慰霊碑には、彼の部隊統率方針である「憎しみでは戦えない、われわれは愛のために戦う」と記されています。

今こそ、日本人が「ヤマトごころ」に目覚めることを、ガイア(宇宙神)が待っています。

2020年の真の夜明けは、「すべてはひとつ」の文明の創成から…。


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池田 整治

1955年3月22 日、愛媛県愛南町生まれ。作家。元全日本実業団空手道連盟理事長。東藝術倶楽部顧問。空手8段。

1973年、陸上自衛隊少年工科学校前期課程修了。防衛大学校入学。2008年、陸上自衛隊小平学校人事教育部長。2010年退官。最終階級は陸将補。

オウム真理教が山梨県上九一色村に作ったサティアンへの強制捜査に自衛官として唯一人同行支援した体験などから、「真実とは何か?」を独自に研究。

自衛官在任中時代に『マインドコントロール 日本人を騙し続ける支配者の真実』(ビジネス社)を出版、ロングセラーとなる。

北海道での単身赴任時代、万が一の場合、4人の子どもたちへ父の想いを残し伝えるためメルマガ『心のビタミン』を開始。

退官後、〝真実の語り部〟として情報発信を始める。現在もブログ、書籍、講演会などを通じて精力的に活動を続けている。

著書に『未だ占領下にある日本の是非を問う 日米地位協定を自衛隊元幹部が告発する』(コスモック出版)『1000年先の地球のために―「滅びの道」から「永久の道」へ』(ナチュラルスピリット)『マインドコントロール2 今そこにある情報汚染』『離間工作の罠 ~日本を分断する支配者の手口~』(以上、ビジネス社)、

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美し国 副代表

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