船瀬俊介連載コラム
九百円シュロ・タワシで快調!
わたしは、毎朝、タワシで全身をこすっています。女性陣から「エーッ!痛そう」という声があがりそうですね。
でも、ご安心を。さすがに、台所用亀の子タワシはヒリヒリしますよ。だけど、わたしの愛用タワシはそれほど痛くない。なぜならシュロ製タワシだから。
こういうと「シュロって、なんですか?」と首をかしげる。
学術的にいうと、椰子の仲間の高木です。黄色い実がなって、周りは茶色い繊維で覆われています。
この繊維を原料にしたのがシュロ・タワシ。台所用タワシより大ぶりです。家族と鎌倉を訪ねた時、小町通りのタワシ専門店で買いました。
一個九百円なり。毎朝、上半身裸で、わが山荘のデッキに出て眼下の名栗川を見下ろしながらゴシゴシ。
まず左腕を四方向から十回ずつ。つぎは右手。さらに、胸、お腹、背中……そして、両足もこすります。
山々の緑が鮮やかで、ウグイスがあちこちで鳴く。壮快な皮膚刺激に眼が覚めます。
全身マサツを終えると、ポカポカ余韻が残って実にいい気分です。
学生時代、〝暖房〞は乾布マサツ
わたしは、若い頃は三畳一間の下宿で暮らす貧乏学生でした。暖房もままならない。そこで、暖房替わりに始めたのが乾布マサツ。ゴワゴワのタオルで全身を思い切りこすります。
終わるとまさに全身が暖まります。夜は毛布一枚、パンツ一丁でほぼ一年間過ごしました。外出のときも素肌に半袖シャツ一枚。
ある年の暮れ。えらく冷え込むなと思ったら、空から〝灰〞が降ってくる。
「どっか火事かい?」と友人に聞いたら「雪だよッ!」。雪が降る季節に、半袖シャツ一枚で過ごしていたのです!
こうして、学生時代の〝暖房〞は乾布マサツ一本で乗り切りました。〝暖房費〞は、タオル代のみ。超節約かつ超健康ライフ。あなたも、やってみませんか?
体ピカピカ!七十歳元気おじいさん
タワシマサツにチャレンジするのは、体内ソマチットを元気にするためです。
これは微小生命体で〝命の素〞といわれます。専門家、増川いづみ博士の話が面白い。
「タワシで乾布マサツやっているおじいさんに会いました。七十歳くらい。体調、血行、内臓がすごく調子いい。何もつけないのに顔がピカピカ、びっくりしました」
「体内の水が振動しマイナス電位になり、ソマチットも喜びます」(増川博士)
あなたも〝タワシマサツ健康法〞、いかが?
veggy (ベジィ)2017年 10 月号 vol.54 FUNASE’S VEGGY TALK Vol.13 より
世界ベジタリアン協会(IVU)認定の『日本ベジタリアン協会』からも推薦された、日本ではじめてのベジタリアン向けライフスタイルマガジ『veggy』。
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国内だけでなく世界中のベジィ情報をピックアップしていることが本誌ならではの魅力です。
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船瀬俊介 (ふなせ しゅんすけ)地球環境問題評論家
著作 『買ってはいけない!』シリーズ200万部ベストセラー 九州大学理学部を経て、早稲田大学社会学科を卒業後、日本消費者連盟に参加。
『消費者レポート』 などの編集等を担当する。また日米学生会議の日本代表として訪米、米消費者連盟(CU)と交流。
独立後は、医、食、住、環境、消費者問題を中心に執筆、講演活動を展開。
船瀬俊介公式ホームページ= http://funase.net/
船瀬俊介公式facebook= https://www.facebook.com/funaseshun
船瀬俊介が塾長をつとめる勉強会「船瀬塾」= https://www.facebook.com/funase.juku
著書に「やってみました!1日1食」「抗がん剤で殺される」「三日食べなきゃ7割治る」「 ワクチンの罠」他、140冊以上。