宗教法人求道実行会三島責任役員・NPO法人法沖ヨガ協会・ブラーフマンヨガセンター・北山佐和子連載コラム
【耳目口を封印し~片側の鼻からの自分の息の音を観察する呼吸法】
先月もしました【ヨニイムドラ】を併用し微細に片側の鼻腔からの息の音を聞いて観察する呼吸法をしてみましょう。
●写真二枚
座りかたは、足を組んだり、正座、または椅子に座ってもいいでしょう。
次のことを確認してみまししょう~。
↓
●背中が気持ちよく伸びる。
●肩の力が抜けやすい。
●呼吸が長く深い息かどうか。
上記などを観察し各自の呼吸が心地よい息などかどうか、息に聞きながらその時その方に必要な各自の座り方で座りましょう。
ヨニイムドラ
●写真
ヨニイムドラで、耳、目、口、右鼻腔を手の指遮断して、封印します。
両耳を両親指で押さえ、
両目を両人差し指、
右鼻腔を右中指で閉じ、
口を両薬指、両小指で閉じます。
両耳、両目、右鼻腔、口を閉じたまま
呼吸法として、左鼻腔だけから吐く息、吸う息、息だけを観察します。
●吐く息が気持ちよく吐けているでしょうか。
●吐く息に雑音のムラなどないでしょうか。
●吐く息を太く長く吐けているでしょうか。
●写真
反対の左鼻腔、両耳、両目、口を閉じて、右鼻腔だけからの吐く息、吸う息の、太さ、長さ、音のムラ、などを観察します。
片側鼻腔からの呼吸を10呼吸から始めて、10分ぐらいまでの時間を目安にして続けてみまししょう。
もし両腕の維持が数分間できにくい方は、下肚、肛門を締めると維持しやすいでしょう。
耳、目、口、片側鼻腔を閉じるために、片側の鼻の吐く息の、吸う息だけに気持ちか集中し観察しやすい状態をつくります。
吐く息は、足先の下方向に向かって吐くのではなく、頭頂の上の方向に向かって息を吐きだしてゆくようにしましょう。
一息ごとに肩の力が抜けやすく、体の内側から体軸が整ってゆき、下半身に気がこもりやすくなるでしょう。
沖ヨガでいう上半身(首肩胸)の力が抜け下半身・腰腹力・下肚・丹田・自律神経の中枢・小さな大脳・ウディヤナに、気が充実しやすい上虚下実=自然体を目指します。
お知らせ:【熟睡できる講座】&【熟睡できる寝相ヨガ合宿】
申し込みはこちらから:http://okiyoga.com/higashinihon/swfu/d/higashinihon20200809.pdf
●Zoomオンライン読書会:北山は沖正弘著書【冥想ヨガ入門】月二回約一年 問い合わせ→NPO沖ヨガ東京本部
沖ヨガセミナー、プチ断食合宿などの詳細、お問い合わせはこちらから: NPO沖ヨガ協会中部連合会
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北山佐和子
1952年生まれ。18歳から沖ヨガ修道場を経て海外(フランス、ルーマニア、ニューヨーク、ロサンゼルス、韓国、台湾etc) 指導体験を活かし、日本国内のヨガ指導員養成コース他、中部沖ヨガ指導員セミナーを定期的におこなう。
宗教法人求道実行協会三島責任役員、NPO法人沖ヨガ協会中部連合会事務局、ブラーフマンヨガセンター主宰メンタルヨガ、マタニティヨガ、妊活ヨガ、眼ヨガ、鼻ヨガなど集中セミナー開催。
妊婦、妊活夫婦、整体師、実業家、術後患者などの心身パーソナルトレーニングの予約制で受付。
自宅アシュラムでのプチ断食合宿(毎年5月連休)・妊活ヨガ合宿を定期的に実施。20代にミス・ワールド愛知代表となりミス・コンテスト審査委員も努めた。
主な著書に「ヨガの気持ちで自然流育児―年齢別・症例別詳解 (健康双書)」農文協出版
「恋する女神になるヨガ―東洋医学のビューティ・レッスン」「ヨガ呼吸修正行法上下巻」日貿出版