指圧、鍼灸、東洋のツボを見直す『経穴』(ツボ)の奇跡

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船瀬俊介連載コラム

「ツボを踏まえてるねぇ…」。などとよく言います。これは漢方医学の“ツボ“からきているのです。

古典落語「たいこもち」(割間)噺(ばなし)の一節。

〈若旦那が鍼(ハリ)の練習をしている。そこに「たいこもち」がやって来て「若旦那のためなら火の中、水の中…」とヨイショする。

「そうかい。じゃあ、そこに横になんな」と布団針を出す。

慌てると「心配するな。ちゃんと畳で練習した」

「生き物じゃあないんですかい?」

「隣のミケで試したらギャアーと逃げてって、バタリ…」〉。

落語に出てくるぐらいだから、鍼灸は広く庶民にも普及していたのでしょう。

韓国の人気歴史ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』では主人公が医女となるため、初めて打つ鍼(はり)に悩むシーンがあります。

古来、韓国でも鍼灸医が長い間、主流であったことが分かります。

鍼灸療法などを追放した薬物療法


抗ガン剤で殺される―抗ガン剤の闇を撃つ

拙著『抗ガン剤で殺される』(花伝社)でも指摘したように、西洋では一九世紀に入って、それまで連綿と続けられてきた、

①ナチュロパシー(自然療法)②オステオパシー(整体療法)、③サイコオパシー(心理療法)④ホメオパシー(同種療法)が弾圧、追放され、唯一⑤アロパシー(薬物療法)のみが時の国家権力、化学利権と結び付いて生き残ったのです。

早く言えば”近代科学“の名の下に医療利権を独占したのです。

この⑤のアロパシー(薬物療法)は、病気が治ろうとする症状を逆に抑えるので“逆症療法“とも呼ばれています。

だから、目の前の症状をごまかしても病気自体は回復しないのです。

(中略)

抗ガン剤等のガン治療がすべてを物語っています。治療ではなく、免疫力を破壊する抗ガン剤という毒物や有害放射線による殺戮なのです。

今、その殺裁の医療現場を見限って①~④の療法に活路を見いだそうとする良心的医者たちが続出しているのも当然です。

①ナチュロパシー(自然療法)の主流は食事療法でしょう。漢方の薬膳は、これに通じます。

②オステオパシー(整体療法)は、東洋では鍼灸、指圧、按摩と言えます。

③サイコオパシー(心理療法)は気功が相当します。

④ホメオパシー(同種療法)は、草根木皮、薬石などを用いる漢方に通じます。現れた症状を促進して自然治癒力を高めるのです。

私の後輩s君は、鍼灸師の国家資格を持っています。

ある日、したたかに飲んでひどい二日酔いに悩まされていた私に、S君が「効くツボがあるんですよ」と背中を親指で押してくれました。

その瞬間、目の前がカーテンを開けるようにサーツと開け、それまで苦しかったのがウソのように楽になったのです。

過去にも同じ体験をしました。

鍼灸、指圧には驚くべき速効性があることを体感し、感動しました。

面白いのは、その瞬間、急にS君の顔が青ざめ「先輩の邪気をもらっちやった…」とテーブルにうつぶせたこと。

佐賀県で気功、鍼灸なども取り入れてガン治療に成功している矢山クリニックの矢山利彦院長に聞くと”邪気“とは、すなわち「電磁気エネルギーが”ジャンプ“したんです」と、こともなげに言います。

一種の”放電現象“のようなものでしょう。

65O余の『経穴』(ツボ)の奇跡

東洋医学で言う「経絡」とは「気血が人体をめぐり流れる経路。血液系、リンパ系、神経系とは別の特異な循環・反応体系で、『経絡』に65O余の『経穴』(ツボ)が通じる」(『広辞苑』)。

このツボこそが、鍼、指圧、灸(きゅう)を点じる要所(ポイント)なのです。

西洋医学は、長らくこの「経絡」「経穴」理論を迷信、非科学的と嘲笑軽蔑してきた。

ところが、人体表面の微弱電位差を感知する精密装置が発明され体表面を精査すると、なんと燐光のように青白い無数の点が浮かび上がったのです。

それらが、すべて漢方で言う「経穴」と一致していた!この時、近代医学は、東洋医学という体験科学に脱帽したのです。

ノーベル賞に二回ノミネートされた電磁生体学の世界的権威ロバート・ベッカー博士(ニューヨーク州立大学)も鍼灸治療を「非常に優れた電磁治療」(エレクトロ・メディシン)だと高く評価しています。

博士は「経絡」「経穴」を刺激して病気を治す鍼灸に治療の本質を見たのです。

2005年8月 月刊社会民主 「船瀬俊介の躰にいいコラムVOL . 12」より転載

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船瀬俊介 (ふなせ しゅんすけ)地球環境問題評論家

著作 『買ってはいけない!』シリーズ200万部ベストセラー 九州大学理学部を経て、早稲田大学社会学科を卒業後、日本消費者連盟に参加。

『消費者レポート』 などの編集等を担当する。また日米学生会議の日本代表として訪米、米消費者連盟(CU)と交流。

独立後は、医、食、住、環境、消費者問題を中心に執筆、講演活動を展開。

著書に「やってみました!1日1食」「抗がん剤で殺される」「三日食べなきゃ7割治る」「 ワクチンの罠」他、140冊以上。

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