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抗うつ薬の罪【『抗うつ薬』が強めるショッキングなリスク】

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船瀬俊介連載コラム


抗うつ薬の功罪―SSRI論争と訴訟

わたしの手元に『抗うつ薬の功罪』(みすず書房)という分厚い本があります。全400ページ超。価格4200円(税別)。

サブタイトル「SSRI論争と訴訟」。著者はディヴィッド・ヒーリー。英国の精神科医(医学博士)であり、かつ精神医学史研究の第一人者。本の内容は帯が簡潔に示しています。

「うつ病患者の自殺衝動を『抗うつ薬』が強めるこのショッキングなリスクの詳細と、それが最近まで十分に認識されなかった原因を精神薬理業界の深部から告発する、SSRIユーザー必読の証言」。

早く言えばーーSSRIと呼ばれる新型「抗うつ剤」が、自殺の引き金になるーーという衝撃の告発書なのです。

原題はズバリ『LET THEM EAT PROZAC』(やつらにプロザックを食わせろ!)。

「やつら」とは、この薬で莫大な利益をあげる製薬メーカーと精神科医たちです。

私が、この本に出会ったきっかけは、日本人の自殺者が90年代末から1年で、突然、2万人台から3万人台にジャンプした謎に引かれたからです(グラフ)。

「自殺衝動」が副作用の抗うつ剤

なんと、99年にSSRI新型「抗うつ剤」が4種類も認可されています。

これらは「承認」直前に臨床現場で”治験薬“ として多くの患者に投与された。

SSRIーーとは「セロトニン取り込み阻害薬」の英文頭文字。ところが、この新型「抗うつ剤」に「自殺衝動」という重大副作用がある、と聞いて私は衝撃を受けた。

うつ病患者の家族にとって、いちばん心配なのは「自殺」です。医者も最悪事態を避けるために治療しているのです。

そんな治療薬の「副作用」のトップが「自殺衝動」とは……! 悪い冗談ではすまされない。

「SSRIが自殺を増やす!」と医療現場から真っ先に衝撃告発を行なったのがヒーリー博士。この分厚い専門書を熟読、暗滑(あんたん)としました。

SSRI重大副作用の「自殺衝動」の恐ろしさは半端ではない。博士は、膨大なデータや論文を徹底検証して「自殺リスクは10倍に達する」と結論。

さらに不可解な「殺人」「傷害」なども引き起こすと警告。

1人の医師として巨大製薬利権に真っ向から挑んだ博士の勇気に感服しました。博士に対する製薬業界の弾圧もすさまじい。

博士は「抗うつ剤」自殺リスクを講演で警告した直後、トロント大学から教授職を剥奪された。

しかし“知り過ぎた男“は戦いをやめない。彼は同大を相手に裁判で闘っている。

「パニック」「不眠」「攻撃性」とは

このSSRI「抗うつ剤」とは、日本で処方されているパキシルのこと。

「医薬品添付文書」を一目見てがくぜん。

①「警告」と赤い文字で次のように書かれている。

「海外で7~18歳患者の試験で自殺リスク増加の報告もある」とは!さらに「海外の試験で有効性を確認できなかった」とある。そんな、いい加減なクスリで認可するな!と言いたい。

②効能・効果の欄には「うつ病・うつ状態、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害」とある。

一方で③使用上の注意には「自殺念慮」(自殺したいと思う)「自殺企図」(自殺未遂)リスクが増加する」と明記。

さらに④副作用に「不安」「焦燥」「興奮」「パニック発作」「不眠」「敵意」「攻撃性」「衝動性」「精神運動・不穏」……。

これらは「うつ病」「パニック障害」「強迫性障害」「社会不安」の症状そのもの。これら症状を”治す”ためのクスリが「症状を引き起こす」。開いた口がふさがらない。

これは、まさに抗がん剤治療と瓜二つ。抗がん剤の正体も—ー「がんは治せない」「猛烈な発がん物質」(厚労省k技官)だから、打つほどがんを増やす”増がん剤“。

「うつ病はクスリでは治らない」

SSRI「抗うつ剤」も、打つほど症状を悪化させ、「攻撃衝動」「自殺衝動」をかきたて、患者を悲劇へと駆り立てる。

知らぬは悲しいクスリ信仰で洗脳された患者や家族たちです。『「うつ」を克服する最善の方法』(講談社a新書)の著者、薬学博士の生田哲氏は「抗うつ剤も覚せい剤と同じ」と断言。

「ドーパミンを阻害するか、セロトニン阻害かの違いだけ。うつ病患者に”シャブ“を駕めているのと同じ」と言う。

自分の「うつ」を治した精神科医、宮島賢也医師(湯島清水坂クリニック院長)は「クスリでうつは治らない」と断言。

いっさいクスリを用いない精神科医として有名です。これら良心的医師こそが、患者や家族にとっても救いなのです。

20011年4月 月刊社会民主 「船瀬俊介の躰にいいコラムVOL . 79」より転載

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船瀬俊介 (ふなせ しゅんすけ)地球環境問題評論家

著作 『買ってはいけない!』シリーズ200万部ベストセラー 九州大学理学部を経て、早稲田大学社会学科を卒業後、日本消費者連盟に参加。

『消費者レポート』 などの編集等を担当する。また日米学生会議の日本代表として訪米、米消費者連盟(CU)と交流。

独立後は、医、食、住、環境、消費者問題を中心に執筆、講演活動を展開。

船瀬俊介公式ホームページ= http://funase.net/

船瀬俊介公式facebook=  https://www.facebook.com/funaseshun

船瀬俊介が塾長をつとめる勉強会「船瀬塾」=  https://www.facebook.com/funase.juku

著書に「やってみました!1日1食」「抗がん剤で殺される」「三日食べなきゃ7割治る」「 ワクチンの罠」他、140冊以上。

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