船瀬俊介連載コラム
いくぞ! “キングコング”ハンドグリップ筋トレのススメ
「貯金より、〝貯筋〞」
筋肉トレーニング、通称「筋トレ」ブームがきています。
筋肉ムキムキのRI◯APのテレビCMは、お茶の間ではもうおなじみ。街には筋トレ本が溢れ、テレビ通販では「貯金より、貯筋!」というキャッチフレーズが使われています。
実は私が言い始めたこのフレーズは、あっという間に広まって嬉しい限り。
小冊子『5つのセルフ・ヒーリング』の中でも、重要なセルフケア法を「少食」「菜食」「長息」「笑い」、そして「筋トレ」として勧めています。
同時に、「還暦を過ぎたら“本気”で筋トレ」を勧めています。
その理由は、〝筋肉は退化しても老化をしない〟からです。
〝Use or Lose(使わなければ衰える)〟という英語のことわざがありますが、筋肉こそまさにこれが当てはまります。
百歳でスタスタ、きんさんの筋トレ
かつて可愛い百歳姉妹として、国民的アイドルとなった「きんさん、ぎんさん」。
車椅子で歩けなかったきんさんは、ある時一念発起して筋トレをはじめました。そうして足の筋肉を鍛えたところ、なんとスタスタ歩けるようになったそう。
百歳でも筋トレが可能であることをきんさんは証明したのです。
筋肉運動で〝若返り〞
筋トレは〝若返り効果〟にも期待ができます。近年の研究では、筋肉からさまざまな〝若返りホルモン〟が分泌されていることがわかってきています。
そのホルモンの種類は、100種類近くにもなるそう。それらのホルモンは「マイオカイン」と命名され、医学界でも注目されています。
このホルモンの分泌量は「筋肉量×運動量」で決定されると言われています。
要するに、2倍筋肉をつければ2倍、さらに2倍運動すれば4倍と、若返る計算になるのです。
驚きのハンドグリップ〝キングコング〞
筋肉量を増やすためには、筋肉に負荷をかけることが効果的です。
運動生理学では、限界を感じるまで10回くらい筋肉に思いきり力を入れるのがベストと言われています。
これを実践するため、私は筋トレ用に100円ショップの10キロ程度のグリップを購入してみました。(写真右)
しかし、これでは物足りなくなってしまいまいました。そこで更なるグリップを探していたところ、東急ハンズで発見したのがこちら(写真左)。
その名も〝キングコング〟。この商品名には驚きました。その価格1500円。
バネ調整が可能で10~40キロの負荷がかけられ、カウンターがついているものも親切ですね。
試しに40キロを試してみると、これがキツイ! 筋肉に利いている! 必死にやって数えてみると、10回が限度。つまり、筋肉強化には最適な筋トレができるということです。
女性なら、10キロからはじめるといいでしょう。
男性諸君よ、毎日やれば〝キング・コング〟のマッチョ体型も夢ではない!
veggy (ベジィ)2018年 04 月号 vol.57 FUNASE’S VEGGY TALK Vol.16 より
世界ベジタリアン協会(IVU)認定の『日本ベジタリアン協会』からも推薦された、日本ではじめてのベジタリアン向けライフスタイルマガジ『veggy』。
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国内だけでなく世界中のベジィ情報をピックアップしていることが本誌ならではの魅力です。
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船瀬俊介 (ふなせ しゅんすけ)地球環境問題評論家
著作 『買ってはいけない!』シリーズ200万部ベストセラー 九州大学理学部を経て、早稲田大学社会学科を卒業後、日本消費者連盟に参加。
『消費者レポート』 などの編集等を担当する。また日米学生会議の日本代表として訪米、米消費者連盟(CU)と交流。
独立後は、医、食、住、環境、消費者問題を中心に執筆、講演活動を展開。
船瀬俊介公式ホームページ= http://funase.net/
船瀬俊介公式facebook= https://www.facebook.com/funaseshun
船瀬俊介が塾長をつとめる勉強会「船瀬塾」= https://www.facebook.com/funase.juku
著書に「やってみました!1日1食」「抗がん剤で殺される」「三日食べなきゃ7割治る」「 ワクチンの罠」他、140冊以上。