ガン予防に毎日のゴマ食いを

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ガンも活性酸素(フリーラジカル)による酸化作用で、発生する。ところが、ゴマには著明な抗酸化作用がある。

よって、ゴマに抗ガン作用があるのも当然だろう。グラフIは、乳ガン発症に対するセサミンの抗ガン作用を観察したもの。

投与後―二週目では、薬剤トコフェロールとほぼ同等のガン抑制効果を示している。

化学薬剤は副作用があるが、ゴマはその心配がない。乳ガンだけでなく、ゴマの抗酸化作用は、他のガンを抑制することも確実だ。

ガン予防にも、毎日の”ゴマ食い“は欠かせない。

皮膚ガンを四0%にまで抑制した

ゴマは皮膚ガンに対する強い抗ガン作用をもつ。

とくに黒ゴマに顕著だ。グラフJは、黒ゴマ培養細胞からの生成物(エスクレン酸等)を塗布して皮膚ガンの初期状態(パピローマ)発生の抑制効果を測定したもの。

塗布しない群は、七週目頃から一00%皮膚ガンが発生している。

これに対して、発ガン剤(イニシェーター) TPAを塗布して三0分後に黒ゴマサンプルを塗布した群では、発ガンは四0%にまで抑制された。

これは、皮膚ガン患者には、黒ゴマパックなども治療効果があることを示している。

ガン治療現場でも、重く受け止めるべき結果だと思う(以上グラフAーJは『ゴマその科学と機能性』より引用)。

とにかく、ゴマの効能は、まだまだ奥がある。その効能(薬効)に魅せられた研究者たちが「日本ゴマ科学会」なる学会まで結成していることからも、その深淵なることがわかる。

結論ーー市販クスリよりゴマを食え

老化防止から動脈硬化防止、高血圧を治療、高コレステロール症には市販の医薬品より効果があり、悪酔いを防いで、ガンまで防いでくれる。

これなら、市販の保健薬や、病院で医師が処方する医薬品より、ゴマ料理を美味しくいただくほうが、はるかに賢い。

これは、赤ん坊でもわかるリクツではないか。

さらに、医者の配合する化学医薬剤は、医者は絶対教えてくれぬが、恐ろしい副作用を秘めている場合が多い。

その副作用で死んでも、医者は絶対、それを教えてはくれない、と覚悟すべし。なのに、医者からもらったクスリを、人々は後生大事に飲んでいる。なんと、愚かで悲しい光景だろう。

ゴマの黒がけ、番茶のガブ飲み

わたしの”健康法”は、ひと言でいえばーー

ゴマの黒がけ、番茶のガブ飲み、海苔の馬鹿食い。ダイナミックで分かりやすいでしょう。わたしは、黒ゴマきなこを愛用している。

すると、大豆のタンパク質も装備され、まさに完全武装の健康メニューとなる(そして旨い!)。ただし、毎日、ゴマの黒がけ飯じゃあネ……という方もおられよう。

いうまでもなく、ゴマは和風料理では、まさに千変万化する食材、調味料だ。「ごまかす」は「胡麻化す」に由来。すなわち「美味にする」の意だ。

まず、①煎る、②擦る、③切る、④捻る、⑤練る……という五種類のワザがある。

まず①煎る……ことから、ゴマ仕込みは始まり②練る、すなわちペーストが終りとなる。また、ゴマにも種類は多い。

A:黒ゴマ、風味が強く、表皮にミネラルを多く含む。

黒い色素はアントシアニンという。

老化原因物質である過酸化脂質を抑える働きがある。老化、ガン、生活習慣病(かつての成人病)の予防効果が着目されている。

B:白ゴマ、良質のゴマ油分が多量に含み、ゴマ製造の原料にも使われる。

C:金ゴマ、小粒で色が黄金色。香り、風味ともにすぐれる。ただし、生産量が少ないので、ゴマ油にはせずに、料理用に使われている。

D:むきごまの皮を取り除いたもの。すぐに料理に使える利点がある。ただ、米でいえば白米のようなもの。皮に含まれるカルシウム、食物繊維はとれない。

ゴマを毎日、たっぷりいただくー。

その秘訣は、ゴマだれを常備しておくことだ。「和風ゴマだれ」「中華ゴマだれ」の二種がおすすめ。

▼和風ゴマだれ:しょうゆ(大さじ6)、砂糖(大さじ2)、みりん(大さじ2)、だし汁(大さじ1)、白ゴマペースト(大さじ5)の割合で混ぜる。

▼中華ゴマだれ:しょうゆ(大さじ3)、酢(大さじ1)、砂糖(小さじ2)、酒(大さじ1)、鶏ガラスープ(大さじ1)、白ゴマペースト(大さじ2)、白すりゴマ(小さじ2)、ゴマ油(小さじ2)、ネギみじん切り(大さじ1)、ショウガみじん切り(小さじ1)、らー油(小さじ1)。

とても、暗記して覚え切れない。くれぐれも当てずっぽうでやらないように。

▼ごまつゆ:これは上記の「和風」「中華」いずれかのゴマだれに、薄めの出し汁を加えると、アッというまにできてしまう。

▼ゴマみそドレッシング:透明ゴマ油(白ゴマ油、3/4カップ)、ゴマ油(1/4カップ)、酢(1/4カップ)、みそ(大さじ3杯半)、砂糖(小さじ1強)、白すりゴマ(大さじ7杯半)。

みそ、白すりゴマ以外を、泡たて器で混ぜる。みそを少しずつ入れてなめらかに混ぜる。最後に白すりゴマを加えて完成。

▼ゴマふりかけ:

しそ梅風味:悔干し大六~七個を小さくちぎり、赤じそと皿に並べて電子レンジに入れ水気を飛ばしカリカリにする。

ほぐしてゴマと厚手の鍋に入れ気長に煎る。パットに広げて冷ましてできあがり。

しょうゆ味:カップ半分のだし汁としょうゆ(大さじ2)、みりん(大さじ1)、白ゴマカップ1をナベに入れ中火で煮る。

水分がなくなってくると弱火でサクサクするまで煎る。(『開けごまクッキング』岩崎園江著・創森社参照)

以上の基本装備を、フルに活用して、風味、栄養、薬効ゆたかなゴマレシピを楽しんでいただきたい。

「食べよ……!ゴマ」

月刊マクロビオティック 2003年8月号より

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船瀬俊介 (ふなせ しゅんすけ)地球環境問題評論家

著作 『買ってはいけない!』シリーズ200万部ベストセラー 九州大学理学部を経て、早稲田大学社会学科を卒業後、日本消費者連盟に参加。

『消費者レポート』 などの編集等を担当する。また日米学生会議の日本代表として訪米、米消費者連盟(CU)と交流。

独立後は、医、食、住、環境、消費者問題を中心に執筆、講演活動を展開。

船瀬俊介公式ホームページ= http://funase.net/

船瀬俊介公式facebook=  https://www.facebook.com/funaseshun

船瀬俊介が塾長をつとめる勉強会「船瀬塾」=  https://www.facebook.com/funase.juku

著書に「やってみました!1日1食」「抗がん剤で殺される」「三日食べなきゃ7割治る」「 ワクチンの罠」他、140冊以上。

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