意外に知らない!?「白砂糖」の毒性 

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船瀬俊介連載コラム

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「砂糖は、ほんらい毒である」こう言ったら、ビックリする人も多いはずだ。

砂糖の毒性といえば、一にも二にも、まず虫歯であろう。

私は、ロッテのチョコには、恨みがある。私事にわたって恐縮だが、九州の幼少年期、テレビでは『ロッテ歌のアルバム』が人気を博していた。

「一週間のごぶさたでした…」で始まる歌謡番組。そのCMで盛んにロッテ・チョコレートの宣伝が流された。

ロッテ提供だから当然といえば当然だ。

たとえばガーナ・チョコレート。田舎の子どもは純朴だ。兄弟で、おこづかい握りしめて、毎週のように駄菓子屋へ。

そのウットリする美味しさこそ、まさにテレビから流れてくる都会の味だった。チョコを堪能する日々の報いも、大きかった。

虫歯である。

兄、私、そして妹、みんなやられ歯医者通いが日課となった。甘い味わいの代償であった。これは、チョコが悪いというより、配合されていた砂糖にやられたのだ。

そのツケは、中年となったいまでも日中無残に残っている。

コーヒー要注意!喫茶店で粘るのはヤバイ

長じて、上京しての学生時代。ある人の自伝執筆を依頼された。狭い下宿では書けないので、喫茶店での原稿執筆が日課となった。

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一杯二百何十円かの砂糖入りブレンド・コーヒーで二時間、三時間と粘る。だから、コーヒーも一気に飲まず、ときおり啜るようにして時間を稼ぐ。

これが、また歯に仇をなした。二時間、三時間と、日中は一種の砂糖漬け状態がつづき、ここぞとばかりに虫歯菌の跳梁跛思を許してしまったのだ。

砂糖水をかる<一日ふくむと. 「濃度に関係なく歯表面が十数分も、虫歯になる酸性状態になってしまう」これは、東北大学、山田正教授(口腔衛生学)の研究報告である。

山田教授は、いろいろな濃度の砂糖水(10CC) で被験者にうがいをしてもらった。そして、歯表面の歯こう(食べ滓:プラーク)の酸性度(ph)を調べた。

すると、砂糖濃度10%という濃い缶飲料より薄い(0.5~5%)濃度でも、口に数十秒ふくむだけで歯こうの酸性度(ph)は、5.7以上という強酸性になることがわかった。

そして、その強酸性は8~20分も続いた。わずか1%砂糖水を口にふくんだだけで10分間も歯は溶かされ続けるのだ!

砂糖を入れたコーヒーを長時間かけて啜るなどは、いま考えてみれば正気の沙汰ではなかった…のだ。

虫歯の隠れた犯人砂糖入り缶コーヒー

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歯の表面についた歯こうのなかには、いわゆる虫歯菌がウヨウヨいる。これらの菌は砂糖に出会うと、それを栄養にガ然はりきって酸をつくりだす。

それが、歯のエナメル質を溶かし侵すのだ。

「知らない」ことは、かくも恐ろしい。私も反省をこめて次のように警告を発している。

「濃度が10%以上のコーラやファンタなどの清涼飲料水を愛飲していると、この虫歯期間をだらだら引き伸ばすことになり、虫歯に将来悩むことになるのです。

カルビス、ヤクルト、コーヒー、砂糖を入れた紅茶なども同じ。

甘いものをちょっとでも口に人れたら、神経質なようでもブラシして、口をすすぐのがカシコイ」(『自然流「OL健康」読本』農文協)

ある専門家は「現代人の虫歯原因は缶コーヒーとノド飴」と断言する。

どれも、口中に砂糖を長期滞在させてしまう。缶コーヒーで「低糖」と表示さていると、つい安心してしまう。

しかし、それでも相当量の砂糖がはいっている。表示にだまされてはいけない。

飲んだあとは、最低でも水で口をすすぐクセをつけたい。

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ちなみに、ウーロン茶や緑茶には、逆にすぐれた虫歯予防効果が証明されている

食事のあとに、これらを飲む風習のあった中国、日本の食習慣は、きわめて科学的に理にかなっていたのだ。

私が「学校給食で番茶を飲ませよ」と主張する理由もここにある。

続きはこちら→ 砂糖等のとりすぎは、重症アトピーの引きがね 

月刊マクロビオティック 2000年12月号より

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船瀬俊介 (ふなせ しゅんすけ)地球環境問題評論家

著作 『買ってはいけない!』シリーズ200万部ベストセラー 九州大学理学部を経て、早稲田大学社会学科を卒業後、日本消費者連盟に参加。

『消費者レポート』 などの編集等を担当する。また日米学生会議の日本代表として訪米、米消費者連盟(CU)と交流。

独立後は、医、食、住、環境、消費者問題を中心に執筆、講演活動を展開。

著書に「やってみました!1日1食」「抗がん剤で殺される」「三日食べなきゃ7割治る」「 ワクチンの罠」他、140冊以上。

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